海外の日本人学校
アジアのある国の日本人学校のお話です。
この学校は小学校1年生から中学3年まで各1クラスずつの小規模学校です。
先生はもちろん日本の文科省から派遣された日本人の先生達。
この先生たちはだいたい2,3年の周期で入れ替わります。
クラスの人数は学年やその年によって大きく変わり、大きな日本の工場ができたりすると人数がぐっと増えたり、少ないときはクラス3人なんていうことも出てきます。
学校全体でもだいたい100人前後の小規模校なので、みんながとても仲が良くて上下関係は全くありません。
これはとてもうらやましい環境なのですが、ここで勉強した子が日本に帰ると日本の学校になじむのが大変なようです。
素朴な田舎に行けばまだましかもしれませんが、都会の学校へ入るとあまりのギャップに委縮してしまう子が多いようで慣れるまで相当時間を要します。
海外赴任する時は帰国するときのタイミングよく考えるのが大切です。
小学校から中学に上がる前のタイミングなどみんなが新しく始まるタイミングで帰るのが一番無難なようですが、そうそう上手くはいきませんよね。
もし日本で上手くなじめなかったときはどうするか。それもよく考えて海外赴任に出かけるのも大切なことかもしれません。